間接照明を新築のどこかに取り入れたい!と思うお施主様が増えてきました。
照明は新築において、予算を削られがちな部分なのですが、そういった要望を多く頂ける様になったのは、インテリアのプロとしてすごく嬉しいことです。
とくに間接照明やダウンライトは、シーリングのように簡単に取り外して交換できないので新築時の施工が必須となります。
インテリアにそんなに凝っていなくとも!そんなに高い家具を置かなくても!
お部屋にちょっと洒落た照明の演出があるだけで、印象はガラッと変わります♪
おうちのどこかに1箇所だけ・・と思うのであれば、迷い無くメインの部屋・
すなわちリビングルームに施工しましょう。
家族が長く過ごし、お客様が来ても一番に目にする場所。
そんなお部屋に間接照明があればリラックス効果抜群、さらに目を引くこと間違いなしです。
今回は施工イメージで、これいいなと思ったリビングの間接照明を解説付きでご紹介します。
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リビングにコーブ照明を! 明るさと広がりを感じる間接照明
リビングにコーブ照明を施工したイメージを紹介します。
コーブ照明とは、天井面を照らし、明るさ感と空間に広がりをもたせる間接照明です。
ダウンライトだけでは明るさが心配という場合に施工したり、吹抜空間に用いて天井の高さを際立たせる効果もあります。
我が家もリビングにコーブ照明を採用しています(^^)
こちらはTV側にコーブ照明がありますね。
ソファーに座って、天井に広がるあかりが目に入るので、明るさ感が感じられますね。
出典:Pinterest
次は折り上げ天井にコーブ照明を施工しています。
間接照明の効果で より天上が高く、空間が広く感じます。
出典:Pinterest
コーブ照明は、明るさ感・開放感が出るので、明るめが好きな施主様や、2世帯住宅など広い年齢幅のあるご家族のリビングに、ダウンライトの補助照明として提案させてもらうこともあります。
続いてこちらは、吹抜の一部に間接照明が施工されています。
壁面をライトアップすることによって、天井高さが強調されて、より開放感のある空間を演出することができます。これはステキ!!
リビングにコーニス照明を! 落ち着いた空間の演出や壁面のライトアップが楽しめる間接照明
コーニス照明とは主に壁面をライトアップして、演出する間接照明の手法です。
縦に伸びる光が、空間に落ち着きをもたらします。
よくやる手法としてはTV側の壁面。
エコカラットなどの壁面装飾と、間接照明を組み合わせることによって、より洗練された空間を演出することができます。
こちらは漆喰の壁だそうです。
予算が許すのならば、調光できると尚良いですね。
出典:Pinterest
空間全体に伸びるコーニス照明。
大人っぽい落ち着いた空間づくりに一役買います。
出典:http://www.lighting-daiko.co.jp/
次にカーテンBOXの中に仕込んだ間接照明。
カーテンのドレープを美しく照らしています。とってもムーディーな雰囲気ですね。
間接照明 施工時の注意点!せっかくの間接照明が残念にならないように・・
最後に間接照明の注意点です。
これだけは押さえておきましょう!!
①器具が見えないように施工してもらうこと
②エアコンなどの住宅設備を照らさないこと
③できれば調光を取り入れて
間接照明という名の通り、間接的に照らすのが美しいのです。
そう!間接照明は出来るだけ、何も無いきれいな壁を照らすのが鉄則。
お家の中には意外と色々な設備が取り付けられています。
24時間換気の給気口、火災警報器、コンセント、エアコン・・・
余計なものをライトアップしちゃわないように、取り付け位置に注意してください。
間接照明に興味をもっていただけましたか?
間接照明があるだけで、ぐっと空間が洗練されたものになります。
最近はダウンライトもブラケットも一切使わず、間接照明だけで明るさを確保するプランを提案してほしいといわれることもあるんですよ。
是非、あなたの新築のリビングに取り入れてみてくださいね。
こちらの記事もチェック→ www.iikurashi358.com
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