出典:Pinterest
吹抜の空間に使われるシーリングファン。
インテリアファンとも言いますね。
色のラインナップも様々で、定番のすっきりシンプルなホワイト・かっこいいブラック・本体が真鍮色でアンティークなデザインのものなんかもあります。
また器具によっては、シーリングファンの羽根だけ木目に変えたりして組み合わせを楽しむことも出来ます。
おしゃれで、且つ、機能的。
今回はそんなシーリングファンのメリットとデメリット、
そして吹き抜け空間における照明計画をを紹介したいと思います。
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吹抜にシーリングファンは付けた方がいいの?メリットとデメリット
メリット
◆サーキュレーション効果が期待できる。
サーキュレーション効果とは?
夏は冷たい空気が下に行くので、その空気を上に
冬は暖かい空気が上に行くので、その空気を下に
送り、部屋全体を均一な温度に保ちます。
出典:コイズミ照明株式会社
◆冷暖房の効率があがり、省エネにつながる
◆インテリアとして取り入れたとき、見た目がおしゃれ
デメリット
◆天井をすっきり見せたい人には不向き
◆重いものは、取り付けの際に天井下地が必要
◆羽根にほこりがたまった時の掃除のメンテナンスが大変
高天井に付いたシーリングファンを掃除したい!って方には電動昇降機がおすすめです。
ただし、どのシーリングファンにも付けれるわけではありません。
ファンと電動昇降機の組み合わせには決まりがありますので、必ず適合機種をメーカーに確認してください。
照明メーカーさんで言うと、オーデリックが対応機種が多いのでおすすめです。
これはファンだけではなくて、高天井に取り付けてある シャンデリアにも使えます。
価格は定価で10万円くらいはします。。高いけどね。。
参考までに・・オーデリックの電動昇降機です↓
注※ファンと電動昇降機の組み合わせは決まりがありますので、必ず適合機種をメーカーに確認してください。
シーリングファンを付けた時の吹抜の照明計画は?
シーリングファン+シャンデリア
出典:Pinterest
ランプが蛍光灯や白熱灯の時代は、ファンの取付位置が高くなるほどランプ交換が大変だったのですが今はLEDの時代!
ランプメンテの心配はほぼ無くなりました。
アンティークな雰囲気を楽しみたいならファン+シャンデリアもいいですね。
もちろんシンプルモダンなデザインもあります。
シーリングファン+ブラケット
長手のブラケットは少ない台数で、十分な明るさを確保できるのが良いところ。
調光調色できるブラケットも発売されているので、家族がみんなが過ごすメインのリビング・ダイニングなどには電気の色を変えれるブラケットライトもおすすめです。
時間帯や、用途、その人の好みによって光の色と明るさをコントロールできます。
シーリングファン+スポットライト
出典:http://www.shinshin-homes.com/gallery/house/hadano_e.html
吹抜照明に人気のリズミカルな光を演出してくれるスポットライト。
双子のタイプのスポットライトにしたり、ダクトレールを使ってスポットライトを付けることもできます。
空間の広さを考慮して、明るさを十分確保できる台数を施工しましょう。
吹抜は通常の天井高さ(2400~2500mmが一般的)の部屋より、天井が高い分明るめに設定するのがよいです。
天井高さの条件にも寄りますが、目安として
吹抜広さが6帖あるなら、100W相当双子スポットライト3~4台。
吹抜広さが8帖あるなら、100W相当双子スポットライト4~6台。
くらいあれば、小さなお子さんがいたり高齢の家族がいるおうちでも明るさ感としては十分でしょう。
(後半の数字は明るめの設定です。)
出典:Pinterest
ファン以外の部分はすっきりさせたい人におすすめ。
ただ、あまりにも天井が高すぎると床まで光が届きにくいという心配もあります。
ワット数の高い、明るめのダウンライトを選ぶか、メーカーによっては高天井用のダウンライトが発売されているのでそれをチョイスしましょう。
勾配天井なら傾斜天井用のダウンライトを選ぶことも忘れずに。
それからファンの羽根に、ダウンライトがかぶってしまうと、光を拾ってチラつきが出るので要注意・・・
天井高さ5m以上の場合での話ですが、チラつきを防ぐにはインテリアファンの延長パイプの長さ分だけ、ファンの羽根の先端からダウンライトまでを離す事です。
この寸法はコーディネーターさんも意外と知らないので施工の際は注意してくださいね。
で、結局シーリングファンは付けた方がいいの?
見た目がイヤでなければサーキュレーション効果が期待できるので、やはりあったほうがいいと思います。
また運の良い家は空気がよどんでいないことも重要なポイントになります。
空気を気持ちよく循環させることは家のパワーアップにもつながります。
インテリアファンは空間のアクセントになるので、おしゃれな吹抜空間になりますよ。
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