お仕事でお家の外観図や立面図をみていると、新築するにあたり太陽光パネルを屋根に載せることを検討されているお施主様が多いなぁと思います。
では実際、太陽光パネルを採用するメリットとデメリットはどんなことがあるのか?
そしていくらくらいの費用がかかるのか?
何キロワットで、いくらくらいの売電収入が見込めるのか?
と、色々と気になることも多いかと思います。
決して 安い買い物とは言えないですからね。
よく検討して良い!と思ったものを採用するべきです。
ちなみに我が家も太陽光パネルを屋根上に採用しています。
けっこうガッツリ載せています!
今回は太陽光発電について、その詳細を紹介しますね。
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太陽光発電のメリット・デメリットとは?
メリット
◆電気代が安くなるので電気代の削減になる(余剰買取の場合)
◆余った電気は買い取ってもらえる(余剰買取の場合・全量買取の場合は全額)
◆環境に優しい、エネルギー自給率に貢献できる
◆災害時などの停電時に電気が使える
◆太陽光発電システムの技術の向上で設置費用が安くなっている
◆蓄電池とセットで使えばさらにお得
デメリット
◆売電収入が天気や季節によって左右される
◆発電量が不安定
◆初期の設置費用が高い
◆電気機器(パワーコンディショナーなど)の交換が必要
◆売電価格が年々下がっている
◆土地・住宅と別に固定資産税がかかる
◆これから始める人に対して売電中断地域がある
※50kw以上中断(東北)
※10kw以上(北海道・関西・四国・九州)
※全て中断(沖縄)
一般家庭だと5Kw前後の設置が多い印象ですので、屋根上への設置だけなら(沖縄以外なら)それほど気にしなくていいかもです。。
東京・中部・北陸電力の地域は今のところ中断されていないので、10Kw以上の検討もアリだと思います。
以上を踏まえた上で、太陽光発電を採用する検討をしている方は以下を読み進めてくださいね。
太陽光の売電収入買取には2種類ある!余剰買取との全量買取
余剰買取とは
◆太陽光システム容量が10KW未満の場合
◆自宅の電気代の余った分は買い取りしてもらえる
◆買取価格は10年間固定
余剰買取なら自宅で使う電気代くらいは5kwも設置すればペイできるケースが多くみまれます。余れば電力会社に買い取ってもらえるので、余剰が出れば家計の足しにも!
共働き世帯なら日中家に誰も居ないので、より多くの恩恵を受けれるでしょう。
全量買取とは
◆太陽光システム容量が10KW以上の場合
◆発電した電気は全部買い取りしてもらえる→自宅の電気代は全額払う
◆買取価格は20年間固定
全量買取のほうが買い取り金額の固定期間が長いのですが、先にも述べたように
10kw以上の設置に関してはNGは地域も・・
でも目いっぱい太陽光の恩恵を受けたい!って方は、
屋根に9.7KW!とかギリギリまで載せている図面も結構見ますね。
太陽光発電の現在の買取価格はいくら?年々下がるので設置は早いほうが得!
現在発表されている太陽光の売電価格はこちら。
出典:調達価格等算定委員会(第30回)‐配布資料(METI/経済産業省)
太陽光発電の買取価格は年々下がってきています。
平成30年(2018年)現在は、売電価格26~28円。
※2円の差は設置エリアにより異なります。
来年度、H31年はもう2円下がります。
設置するなら早いほうが絶対お得ですね!!
ちなみに10KW以上の全量買取対象の場合は、消費税が増税されると売電収入が増えます。
10KW未満の余剰買取対象の場合は、内税なので変わりません。
10Kw以上設置者にとっては増税はちょっと嬉しい?!
太陽光発電を設置した場合の売電収入はいくら?
では実際いくらくらいの売電収入があるのでしょうか?
屋根の形状や大きさ、または予算によって太陽光パネルを設置できる量というのは異なってきます。
以下の図は日本における日射量 の目安です。
太陽光の売電量は日射量に比例します。
メーカーや、機種ごとの発電量・地域によって差はありますが、、
おおよそ・・
日射量ふつうのエリアで、太陽光パネル約5kw搭載で、
最高売電収入21,000円前後というところ。
一般的に太陽光は季節でいうと春の発電量が一番多くなります。
一番暑い夏じゃないの?!と思われるかもしれませんが、真夏は太陽の熱が暑すぎて電効率が落ちてしまうのです・・。
冬場は日照時間が短いので売電金額は結構落ちます。
感覚的には冬場は春の1/3くらいかな。
ちなみに我が家は全量買取で15kw屋根上に載せています。
少ない月で3万円台~多い月で8万円台。
大体年間で70万前後の売電収入となっています。
上記の図では日射量「ふつう」のエリアです。
太陽光パネル設置にかかる金額はいくら?
太陽光発電を採用する場合の金額って、とても気になりますよね?
設置するとしたら、百万単位になるでしょうし、あまりにコストがかかり過ぎるのなら、メリットにならないかもしれません。
いかに初期投資を抑えて利益を出すかはとても大切なことです。
5KWの太陽光システムを搭載した場合、およそ8~10年でその設置費用を回収できるといわれています。
太陽光システムと一口にいっても、京セラ・パナソニック・シャープ・東芝・長州産業など様々なメーカーがありますし、メーカーごとに発電量や、設置金額も異なります。
発電量・コストのバランスの良いメーカーを採用するのが一番!!
メーカーの種類や、発電量、金額を知るためにも太陽光設置の見積りを取ってみましょう。
売電収入のシュミレーションもしてくれますよ。
ハウスメーカーや工務店さんから提示された太陽光発電の見積りをそのまま鵜呑みにしていませんか?
今検討している見積りを比較して、高いか安いかの感覚を知ることは大切です。
場合によっては数十万単位でイニシャルコストを抑えれる場合もありますよ。
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